前回の記事にて、ChatGTPの概要とアカウントの作成方法をお伝えしました。
この記事ではChatGTPの使い方や、利用における注意点などをご説明していきます。
1. ChatGPTを使ってみよう
1-1. 質問してみよう
ChatGPTへアクセスしてみましょう。
ログイン画面 にアクセスし、「Log in」を選択します。設定したアカウントでログインしましょう。
質問入力画面です。
英語でメッセージが表示されていますが、日本語で質問することで自動的に日本語で回答してくれます。
画面中央下の「Send a message」と表示されている部分に質問を入力し、Enterで確定します。
質問内容を掘り下げたいときは、追加でどんどん質問してみましょう。
新しい画面で新しい質問をしたい場合は、左上の「New chat」を選択することで、新規の質問を作成することができます。
1-2. 質問表示のカスタマイズと削除
過去の質問履歴は左側に蓄積して表示されます。
ChatGPTが要約して表示をしてくれますが、表示の変更・リンクの共有・質問削除が可能です。
1‐2‐1. 表示の変更
えんぴつアイコンを押すことで編集が可能になります。
変更したい内容を入力し、チェックボタンを選択します。
また質問画面を大きく使いたいときは、全画面表示に切り替えることも可能です。
1‐2‐2. リンクの共有
ChatGTPとの会話をURLでシェアすることができます。
真ん中のシェアボタンをクリックします。
シェアしたい会話が表示されたら、「Copy Link」をクリックします。
「Copied shared conversatuin URL to clipboad!」と表示され、シェアするためのURLがクリップボードにコピーされました。
1‐2‐3. 質問削除
右側のゴミ箱ボタン、チェックボタンを順に選択することで削除できます。
1‐3.アカウントの削除方法
最後はアカウントの削除方法についてです。
不要となったアカウントは削除することが可能です。画面左下のアカウント名表示の隣にあるメニュー「 … 」を選択、続いて「Setting」を選択します。
左メニューの「Data controls」を開き、「Delete account」の隣に赤く表示されている「Delete」を選択します
アカウント削除についての確認メッセージが表示されます。
登録しているメールアドレスを入力し、メッセージに表示されているように「DELETE」と入力します。
最後に「Permanently delete my account」を選択します。
これでアカウント削除は完了です。
「ログインから10分以内に限りアカウントの削除が可能」というルールが設定されているため、もし以下のような画面が表示された場合は再ログインが必要です。ログインしなおしてから再度削除を行いましょう。
2. ChatGPTの注意点について
とても便利なChatGPTですが、いくつかの注意点もあります。
2-1. すべての回答の精度が高いわけではない
必ずしも正しい情報だけが表示されるわけではありません。戻ってきた回答が明らかに誤りとわかることもありますが、判別がつきにくい内容もあるでしょう。ChatGPTから得た情報を何かに利用する場合、必ず確認をしましょう。
ChatGPTは情報をアップデートしながら学習するため、正しい回答を学んでもらうことで精度が上がります。フィードバックを積極的に活用しましょう。
2-2. 最新の情報が学習(登録)されていない場合がある
ChatGPT3.5はは2022年1月までの情報を、ChatGTP-4.0は2023年4月までの情報を学習しています。
そのため学習データ以降に発生した出来事や事件などは、正確な回答が返ってこない場合がありますので注意しましょう。
2-3. セキュリティリスク
ChatGTPにセキュリティリスクについて質問したところ、以下のような回答が返ってきました。
- 個人情報や機密情報を含む内容を入力した場合、OpenAIのシステムに保存される可能性
- 悪用のある目的で活用される可能性(フィッシング詐欺、スパム生成、誤情報の拡散など)
- 公正性や偏見に配慮しない利用による差別的意見や不適切表現を反映する可能性
- セキュリティの脆弱性が存在する可能性
特に無償プラン・ChatGTP Plusの利用時は個人情報や機密情報の取り扱いには注意を払い、個人が特定できる情報やクレジットカード番号、所属する企業や取引先の非公開情報などの入力は控えた方がいいでしょう。
悪意のない利用が予期せぬセキュリティ事故につながらないよう、充分に配慮しましょう
まとめ
ここまでChatGPTの基本的な利用方法についてお伝えしてきました。
私たちの日常をより便利なものにしてくれるChatGPT。アカウント登録をするだけで、誰でも簡単に始めることができます。利用方法に気を付けながら仕事にプライベートに、ぜひ活用してみてくださいね。